鉄路熱中日記

ひばりふたたび

Category: 東北地方  
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国鉄特急型の代名詞的存在として全国を駆け巡った485系が、6月第3週をもってついに姿を消すこととなった。関西からは遠い地であるし、梅雨のただ中のこと、当初は見送るつもりでいた。しかし週末が近づくごとにはっきりしてくる天気予報は、当日現地の快晴を伝えている。これは「行け」ということか。この機会を逃せば次はない。何かに突き動かされるようにホテルとレンタカーを慌ただしく押さえ、金曜夜ののぞみで上京。列車は朝9時過ぎには仙台を出るから、翌日の飛行機では間に合わない。
撮影ポイントなどろくに調べていない。県境付近には相応の雰囲気もあろうかと、とある小駅から続く小道を辿ると突然視界が開けた。順調に育つ稲と青空が織りなす日本的風景。これ以上のポイントを見つける余裕も自信もなく、ここに居座ることにした。もとより勝手知ったるカメラマンが何人も先着している。僅かに残る隙間に遠慮がちに潜り込む。
梅雨時にしては上々の天気だが、雲の動きには気を抜けない。状況如何で画角も変わってくる。たった一度のチャンスを前に悩む時間は、いつもながら楽しいひとときでもある。目の前に咲く野菊の可憐さに惹かれての縦位置構図。引換えに肝心の絵入りマークが小さくなってしまったが、東北新幹線開業まで東北本線の屋台骨を支えた由緒正しき愛称を、しかとこの目に焼き付けた。

485系ラストラン特急ひばり 東北本線 越河-白石 2016/06/18
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